国立情報学研究所シンポジウムにて オンライン授業に関する事例報告（掛下）
2020年11月6日に開催された国立情報学研究所【第20回】4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウムにてオンライン授業に関する講演を行いました．
最近は，対面授業と遠隔授業の両方に対応したハイブリッド授業を実施することが求められていますが，学生が対面・遠隔の受講方法を自由に選択することができ，それを教員1名で担当できるように工夫した「改良型ハイフレックス方式」を提案していますので，関心のある方は参考にされてください．2020年度後期の情報部門専門科目「情報システム実験」（2年次・必修．約80名履修）および理工学部・共通科目「情報ネットワーク工学入門」（1年次・選択必修．約180名履修）でも導入しています．
「情報システム実験」および「情報ネットワーク工学入門」の受講者にもアンケート調査を行いましたが，85％以上の学生はこの方式を高く評価しました．また，2020年度はほぼ全員がオンライン受講を選択しました．
改良型ハイフレックス方式で行った授業での経験をまとめた論文が国際会議CSEDU 2021（13-th International Conference on Computer Supported Education）に採録されたので，2021年4月には研究発表を行います．
